韓国から日本に荷物を送る場合、EMSが便利!
こんにちは!
皆さまEMSはご存知ですか?
EMSは『Express Mail Service』の略で『国際スピード郵便』という意味です。
留学中に日本に荷物を送りたい時や、
韓国旅行で購入したお土産がキャリーケースの中に入りきらない時など
荷物を一気に送ってしまいたいという場合に役立つのがEMSです。
韓国ではEMSを送ることができるのは郵便局だけでなく、
観光スポットにも多く見られ、旅行者達でも手軽に利用することができます。
EMSとは?
EMSは届くまでの期間が短いというところが特徴で、
所要日数は目安で約2日~7日ほどで配達されます。
ショッピングをしすぎた場合など、無理やりスーツケースに荷物を入れて重いまま持って行こうとすると、
持ち運ぶのも重い上に航空会社によっては預け荷物の重量制限を超えて追加料金がかかる場合もあります。
重量制限は一般的には20kgです。そのため買いすぎた商品はEMSを利用して送ってしまうというのも賢い方法です。
またEMSの場合、郵便局のホームページから荷物の配達状況が確認できる追跡サービスや紛失、
破損の保証もついているので安心して送ることができます。そのため確実で迅速に送りたい場合にはEMSを利用することをオススメします。
手続き簡単EMSの送り方
韓国から日本へEMSを使って送る方法をご紹介します。
ダンボールで梱包
EMSで送るダンボール等は基本的になんでも大丈夫ですが、しっかりしたダンボールである必要があります。韓国ではマートなどに無料で持って帰れるダンボールが置いてあることもありますので梱包に利用するのも良いかもしれません。
ダンボールが準備ができなかった場合は郵便局でも販売されています。
郵便局のダンボールはしっかりしていて潰れる心配もなくオススメです。
梱包に必要なハサミやテープも置いてあります。
郵便局のダンボールは小さいものから大きいものまで1号~6号のサイズ別に置いてあるので
適切なサイズのものを購入して荷物を詰めることもできます。
1号が一番小さいサイズで22cm×19cm×9cmで、6号は一番大きいサイズで52cm×48cm×40cm。
いわゆるみかん箱くらいのサイズです。
必ずしもダンボールに梱包しなければいけない訳ではなく、
破損の可能性が低いような荷物はわざわざ大きな箱で梱包する必要はありません。
送り状の作成
手続き用の書類を作成しなければならないのですが、
EMS用の送り状は2種類(物品用、書類用)あるので間違いのないように記入しましょう。
送り状には英語表記があるので韓国語ができなくても大丈夫です。
このEMSの送り状は郵便局やホテルにも置いてあることがあります。
全て記入し終えたら荷物を持って郵便局の人に渡せば手続きを進めてくれます。
荷物の重さを測ってもらい、料金を支払えば完了です。
重さによって変わる料金、郵送禁止物に注意
EMSは重さによって料金が変わってきます。
2017年7月の時点で料金は、~500gで23500ウォン程となっており
重さが増加するごとに値段が上がっていくという仕組みになっています。
日本に送る場合は重さの制限は30kgまで可能で
送る荷物の中にヘアスプレーやライター、お金、クレジットカードといったものが入っている場合は
郵送禁止となっているので注意が必要です。
また送り状に記載されている13桁の文字や番号から現在の荷物の発送状況を確認でき、
万が一のためもあるため荷物が無事届くまで送り状は捨てずに保管しておきましょう。
こんな場所でもEMSを使うと便利
EMSというと郵便局のイメージが強いですが、郵便局以外でも発送することが可能です。
場所にもよりますが、それぞれ別途に手数料がかかる可能性もあります。
しかしそれでも郵便局までわざわざ重い荷物を持って行かなくても良いというメリットもあります。
ホテル
ホテルではフロントに依頼すれば集荷サービスの手続きを行ってくれるところが多いです。
ただしホテルによってもルールが大きく異なり、
ダンボールを用意してくれるところもあればホテルで購入しなければいけないところ、
自分で調達しなければいけないところなど様々です。
ビジネスホテルではなく観光客向けの大きなホテルではEMSサービスにも力を入れているところが多いです。
宿泊時に確認しましょう。
韓国語が不安な人は日本語ができるスタッフがいるホテルに助けてもらいながら送り状を書いてもらいましょう。
お土産を大量に購入してしまい、スーツケースに入らないものは無理やり持って帰ろうとせずに、
ホテルで発送してしまうのも楽で安全な方法かもしれません。
大型マート
韓国にはEマートやロッテマート、ホームプラスなど大型のマートが各地に存在します。
特に大型の店舗の場合、EMSを依頼することが可能な店舗も存在します。
例えば空港鉄道が通っていることから特に観光客の多いソウル駅のロッテマートではEMSの日本語での案内カウンターもあります。
また大概のマートには日本のスーパーにもあるように利用可能なダンボールが置いてあるので梱包の際に活用しましょう。
コンビニ
韓国のコンビニであるGS25やCU一部の店舗に限られますが、
Postboxという端末が置いてあるコンビニに限られます。
店舗が限られるものの24時間受付可能なのが便利なところです。
事前の梱包してから発送可能なコンビニに行き、端末で操作します。
ちなみにPostboxの会員はCUpostのホームページ(https://www.cupost.co.kr/postbox/main.cupost)で
予約した後にコンビニを訪問すると、より簡単に手続きが行えます。
このPostboxの有無はPostboxのホームページ(http://www.cvsnet.co.kr/ )で確認できます。
・Postboxを使い荷物を送る動画
集荷サービス
もちろん自宅までの集荷も可能です。
重い荷物などは自宅に来てもらった方が楽ですね。
1回あたり3,000ウォンの手数料がかかります。
梱包が済んだら電話で呼ぶかEMSのホームページ(http://ems.epost.go.kr/front.EmsApply1100c.postal)
から申請することになります。
ホームページからの申請の場合、送り先や送る側の情報、
送るものの詳細などの他に訪問希望の日時を入力します。
このようにEMSを利用することで荷物を安全に、
しかも早く送ることが可能となります。
観光客だけでなく、留学や仕事などで韓国に滞在している人にとっても生活用品を送る上でとても便利なサービスです。
特に韓国で生活をする場合、1人でスーツケースを持って行き来するには荷物の量があまりにも限られます。
現地調達で補えない部分などはEMSを使い発送をしましょう。