公開日:2023年12月21日

保証金はちゃんと返ってくる?知っておくべき全額返金の条件

あんにょんはせよ!ソウル部屋ナビです^^

韓国のお部屋契約に必要な保証金

日本にはない制度なので初めて韓国でお部屋を契約される方はちゃんと全額戻ってくるのか不安な方も多いはず・・・

そこで今回は保証金が必ず全額返ってくる条件について説明します!

そもそも保証金は必ず手元に戻ってくるお金ですので難しい条件なんてありませんが、

退去の際に円滑に受け取るための注意事項になります。安心してご覧ください〜( ^ω^ )

保証金とは?

韓国の不動産契約に必要なお金の1つに保証金があります。

保証金とはお部屋の契約時にまとまったお金を大家さんに一度に支払い、

退去時に大家さんから返してもらうお金のことです。

簡単に言えば、お部屋の契約期間中、”家賃を支払い続けること”と

”破損した場合はその修理費を払うこと”をお部屋を借りる側が保証するためのお金です。

ワンルームやオフィステルの契約に必要になります。

戻ってくる保証金の額は?

保証金は退去時にお客様の元へ返されるお金です。

その額は基本的には全額、契約時に支払ったお金がそのまま返納されます。

保証金が全額返ってくる条件

基本的には全額返ってくるものですが、それにはいくつか条件があります。

契約期間満了まで居住、期間満了と同時に退去

お部屋の契約時に決めた契約期間中に限り入居し、契約期間が終ると同時に退去した場合は保証金を全額受け取ることができます。

もし契約終了日よりも早く退去することになった場合、その旨を事前に(遅くても1ヶ月前までには)大家さんに伝えず、

勝手に退去した場合には保証金を全額受け取れない可能性があります

なぜなら退去するまでに次の入居者を探すことができず、

たとえお客様が退室した後の空室状態であってもお客様の契約は続くことになるので、

その期間中家賃はお客様が負担することになるからです。

その場合は保証金を全額受け取り家賃を支払い続けるか、保証金から残りの家賃分を引いた額のみを受け取ることになります。

契約満了一ヶ月前に退去の旨を申し出ること(退去日を確実に伝える)

契約満了と同時に退去する予定である場合でも必ず大家さんに、

遅くても一ヶ月前までには退去することを伝えなければいけません

もし伝えていなかった場合はそのまま入居を続ける、

つまり契約延長だと大家さんが判断し、お客様の退去日までに保証金を準備できない可能性があるからです。

大家さんには遅れてでも保証金を全額返納する義務があるので返ってくる額が減ったりはしませんが、

退去と同時に保証金を受け取り、何の問題もなくお客様が安心して退去、帰国されるためには、

かならず契約満了の一ヶ月前までにはお部屋を出ることを大家さんに伝えておきましょう。

家賃滞納、未納などがないこと

お客様が入居している間に万が一家賃を滞納した、未納だったということがあれば、

保証金からその分の額が引かれて返納されます。

保証金はあくまで預けておくお金で、月々の家賃は必ず別で支払うことがルールですが、

もし事情があって家賃が支払えない場合は大家さんに相談し、無言で滞納するのではなく、

保証金から差し引いてもらうようにしましょう。

私も一度家賃を振り込めないことがあったので大家さんに保証金から一ヶ月分の家賃を引いて

返納することで対処してもらいました。

そもそも保証金はこうした場合のためにあるものなので、

もし家賃の支払いに困ったことがあれば一度大家さんに相談しましょう。

もちろん弊社に相談いただければ、こちらから大家さんの方へ交渉させていただきますので、安心してご連絡ください。

室内設備の故障や破損がないこと

お客様の入居期間中に起こった室内設備の故障や破損は、お客様の保証金で修理費が支払われることになります。

入居する前からの故障や破損、退去後の故障や破損に関してはもちろん対象外です。

トラブルを避けるためにも、入居の際には必ずどこか故障している部分がないか確認し、

見つけ次第すぐに大家さんに伝えましょう。絶対に放置しないでください。

同様に退去するときも、保証金を受け取る前に一度大家さんに故障している部分がないか確認してもらうようにしましょう。

入居中に修理することになった場合はその修理費がどこから支払われるのか必ず確認するようにしましょう。

お客様がその場で支払わなければいけなかったり、大家さんが管理費として支払ってくれたり、

または保証金から後々引かれることになったりと場合によって異なります。

保証金が全額戻ってこないのには理由がある!必ず確認を。

保証金は何の問題もなければ必ず全額返ってくるお金です。

もし全額返ってこなかった場合には何らかの理由があるはずです。

その理由も必ず大家さんから説明があるはずですが、

もし何の説明もなく全額返ってこなかった場合には必ず大家さんに連絡し説明してもらいましょう。

”未納だった家賃があったから”、”多分何かしらの修理費だろう”と勝手に理由をつけてうやむやにしないでください。

毎月の家賃を全額払ったにも関わらず引かれていた場合には、

家賃の振込を証明できるものを大家さんに提示して保証金を全額支払ってもらわなければいけません。

このような場合のためにも、毎月の家賃の支払いは必ず通帳に明記するようにしましょう。

保証金を全額返納してもらうためには、最低限のルールとマナーを守っていれば特別なことは何も必要ありません。

もし入居中のお部屋の保証金に関して何か心配なことがありましたらお気軽に弊社の方へご相談ください!

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