公開日:2023年12月21日

韓国にはよくある半地下というお部屋に住む際のチェックポイントと対策

みなさんこんにちは!

今日はワンルームに関するお話しになるのですが

韓国のお部屋の中で『半地下』はご存知ですか?

半分地下となるとなんだか不思議ですよね(笑)

どんなお部屋なのか見ていきましょう!

半地下とは

韓国では地震が少ないこともあり、半地下物件が多く存在します。

半地下とは完全ではないものの地下に埋まっている物件で、半分とは限らず、

ほとんどが地下に埋まっており、気持ち程度高さ30cmほどの窓が付いているような物件も多いです。

そんな半地下物件は普通の物件に比べて安い傾向がありますが、

借りる前に考慮しなければいけない点も多いです。

そのような弱点を上手くクリアできるとしたら住みやすい物件になるかもしれません。

1.湿度や換気の問題

地下の部屋にとって湿度は大敵です。

半地下物件を避ける大きな理由の1つでもあります。

韓国は日本よりも湿度が低いとは言われているものの、

窓があまり開けられなく、陽が当たらない地下の部屋では湿度が高く

カビが発生してしまうことも多々あります。

対策

このように湿度が高いため、半地下の物件の中には最初から除湿機が置いてあるところもあります。

内見の時点で部屋に何かしらの除湿システムがあるかどうかは確認しましょう。

除湿機がある場合、24時間常に付けておくことをオススメします。

たとえ除湿機ではなくても窓が少しでも開けられるなど換気ができるとだいぶ違います。

また部屋の壁紙を注意深くチェックしましょう。

半地下はカビが多いため壁紙を頻繁に張り替えることが多く、

壁紙の端、ベッドの裏側など、見えにくいところがカビていないかチェックが必要です。

また壁紙を触った際に湿気っぽく柔らかい感触がしたら湿気を含んでいる可能性があるため注意です。

2.虫や埃が入ってくる

半地下物件は湿気と同じくらい虫の侵入が大きな問題となってきます。

半地下は半分が地下に埋まっているため、窓は部屋の上の方に付いており、

窓を開けると目線が地面という物件も多いです。そのため虫が入ってくるリスクがかなり多いです。

また虫だけでなく、道路側に面している場合、砂埃などが入ってくることも多く衛生的にも悪い可能性があります。

対策

虫は周りの環境が大きな要因にもなります。

住宅街でも周りが綺麗かどうかを確認しましょう。

周りにゴミ捨て場や飲食店があると虫のリスクは高くなります。

虫が出そうな場合、殺虫剤や虫用のトラップを準備するなど虫の対策をしましょう。

また窓は一時的に換気をする時以外は常に締め切った状態にしましょう。

日本でもそうですが、夏場は特に虫が出やすい季節のため、

虫が苦手な方は夏場の半地下物件を避けて短期間で住むのもありでしょう。

3.洗濯問題

日本では洗濯物は外に干すのが一般的ですが、韓国では日本ほどあまり外に干しません。

春は中国からの黄砂が多く、冬はオンドルで部屋が暖かくなるため、

部屋干しが多く、家族用の物件では洗濯物が干しやすいバルコニーなどが設置されていること多いです。

しかし陽が当たらなく、湿度が高い半地下の部屋では洗濯物はなかなか乾きにくいです。

さらに元々湿度が高い部屋で洗濯物を乾かすとさらに部屋の湿度が高まり、カビの発生などの原因にもなってしまいます。

対策

内見の際に部屋に乾燥機、もしくは浴室乾燥機のように浴室で乾燥できるかどうかなどを確認しましょう。

狭い部屋の場合、洗濯物により余計湿度がこもりやすくなってしまうため重要なポイントになってきます。

4.治安やプライバシー問題

半地下に限りませんが、低層階であればあるほど、治安は心配になります。

ソウルではたとえ深夜でも割と多くの人が外を歩いているため、

よっぽど人通りが少ない場所でない限り無理やりこじ開けて侵入されるような可能性は低いですが、

やはり低層階の場合、部外者の侵入が容易なため注意が最低限の必要です。

また部屋の窓が道に面している場合、道路側からすると部屋の窓が足下にあり、

上から全体を覗かれているような構図になるため中が丸見えというプライバシー問題も発生します。

対策

周りの環境に気をつけて、窓がどこに面しているかをチェックしましょう。

窓が防犯格子で囲ってあるところなどがオススメで、防犯カメラの有無などもチェックが必要です。

部屋が大通りに面していると防犯対策になるでしょう。またプライバシーのため、カーテンなど窓を保護しましょう。

5.雨漏り

部屋が地下にあるため、古い物件の場合雨漏りの心配もあります。

窓の隙間から水が入ってくる可能性もあります。

ただでさえ湿気が多い半地下という部屋で雨漏りは致命的なマイナスポイントです。

対策

内見が雨の日とは限らないため、物件の古さに注意しましょう。

古い物件はなるべく避けたほうが良いかもしれません。

6.明るさ

人間は太陽光を浴びることで体内時計を調節していると言われていますが、

半地下物件のため光が入りにくく、生活のリズムを崩しやすくなります。

また光が当たらないことで常に電気をつけておく必要があり、

蛍光灯なのでそこまで電気代はかからないですが、それでも常に電気代がかかっていることになります。

対策

窓が南や東側についている部屋がベストです。

朝や日中に少しでも光が入ればそれだけでもだいぶ圧迫感から解放されます。

北側にしか窓がない場合はだいぶ部屋に光が入らず暗い可能性が高いです。

そもそも半地下は光が当たらないことが多いため、自ら外に行き光を浴びに行くなど積極的に外に出歩きましょう。

このように複数のチェックポイントがあります。

しかし半地下物件は一般の部屋に比べて安いというのも大きなメリットでもあります。

半地下物件は留学でお金を節約したい場合や、短期間での滞在などには適しているかもしれません。

安いにはそれなり理由があります。どこかで妥協して割り切って住むことも必要かもしれません。

また住んでいるうちに意外と大丈夫だったという人もいるので一概に半地下が悪いとは言えません。

部屋に対して何を望むか、どこまで支払えるかなどを考えて部屋を選びましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

実は私も一年間半地下のワンルームに住んだことがあります(笑)

その時に気になったのは湿度ですね><

梅雨時にエアコンの周りの壁紙にカビが生えてしまったのですが

オーナーさんがなんと無料で壁紙を張り替えてくれましたㅠㅠ

虫やほこり、プライバシー問題は何も気にならなかったです????

綺麗なところは本当に綺麗ですので、一度見学に行ってみてはいかがでしょうか^^?

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