韓国での日本語教育について
今日は韓国で受けられる日本語教育についてご紹介したいと思います。
スタッフエピソード
私は語学留学ではなく、日本で知り合って結婚した韓国人の夫の転勤で、夫、息子2人、私の家族4人で約2年前に韓国に来ました。
夫は日本への語学留学を経て日本の会社に勤めているので日本語がぺらぺらです。
なので、家族での共通語は日本語です。
韓国には3年の任期で来ました。
韓国に来た当初、年長さんに上がる長男をどこの幼稚園(保育園)に送るか悩みました。
私も息子も韓国語を全く話せないので、現地の幼稚園や保育園に行って先生やお友達とコミュニケーションができるか不安でしたが、
通える距離には現地の幼稚園(保育園)しか無かったので、
空きのあった現地の幼稚園に入園させることにしました。
結果、現地の幼稚園に入園させて良かったと思っています。
“習うより慣れろ”とはよく言ったもので、息子は韓国語を一度も習ったことがないのに、ただ幼稚園に通っただけで、1年以上経った今は問題なく日常会話をすることができます。
なので、留学やワーホリを考えてこの部屋ナビのホームページを覗いてくれているみなさんも、日本で韓国語の勉強をしているより、韓国に来て生活した方が早く韓国語を習得できると思います^^♪
話を戻しますが、長男が現地の幼稚園に通って小学校に上がるとき、私はどうしても日本政府から認可を受けている日本人学校に入学させたかったのですが、
入学資格に該当しなかったため申込をすることができませんでした。
ずっと韓国に住むわけではないので、日本語教育を受けさせたかったからです。もし日本人学校に通えれば、日本に住んでいるのと同じように、国語を日本語で学べるし、
日本に戻って日本の小学校に編入学した時も勉強に遅れることなく入っていけるからです。
でも、日本人学校への入学資格がなかったため、どうしようかとても悩みました。
そんな時調べながらいき着いたのが、京畿道城南市にある韓国ブンダン日本語補習授業校でした。
韓国ブンダン日本語補習授業校
出典先:https://bundang-nihongo.wixsite.com/nihongo/school-itroduction1
この学校は、両親のどちらかが日本人で、日本語を母国語とし、日本語を継承していきたいと思う方なら誰でも入学(申込)することができます。(※申込時、日本語の実力把握テスト有り)
授業は毎週土曜の午前中のみとなり、前後期の2学期制を採用しています。
※現在は新型コロナウイルスの影響で、zoomでのオンライン授業となっております。
韓国に居住しながら、日本語で、日本の教科書を使用して国語を学べるこの補習校に決め、息子を入学させました!!
入学といっても毎週土曜日だけなので、平日の月曜日から金曜日までは現地の小学校に通っています。
平日は現地の小学校、土曜日は日本語補習校、息子にとっては韓国語の勉強に日本語の勉強と忙しい毎日になってしまいますが、
息子も日本に戻って日本の小学校に通う時のことを考え、日々頑張っています。
親の私も、宿題など息子のフォローに追われていますが、文章が読めるようになったり、漢字が書けるようになったりする息子の成長を感じると、
大変だし忙しくなってしまうけど、補習校に入学して日本語を学べて良かったと心から思います。
もし、韓国で勉強(留学)するだけでなく、将来的に居住し、子供ができた時にぜひ参考にしていただけたら嬉しいです^^